バイオ燃料を車に活用する

 

バイオ燃料というのは、菜種、ひまわり、大豆などから採れた油や、家庭でいらなくなったてんぷら油などの、生物由来の油脂を原料としてつくられた燃料のことを指しています。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出抑制や、ごみの減量化などの観点から、こうした燃料を車に応用できないかという研究は、以前からさまざまな機関で実施されてきましたが、最近ではこうした燃料を使用したバイオディーゼルカーも全国で出現しています。
これらは県庁や市役所などの公用車として使われているもの、第三セクターの鉄道として活躍しているものなど、実にさまざまな種類があります。
原料となるてんぷらの廃用油などは家庭からの回収が不可欠となりますので、自治体、家庭がいっしょになった、地域ぐるみの環境対策として取り組まれているケースが多いようです。
政府でも全国における普及状況を踏まえて、揮発油品質確保法を改正し、平成21年から施行させていますが、実験用などの例外的な場合を除いて、こうした燃料にも不具合防止のための一定の品質確認が義務付けられることとなりました。
生物由来の油脂については、粘度が高く固形物の混入があるなどして、燃料フィルターの目詰り、噴射ポンプやエンジンの焼き付きなどのトラブルを生じやすいという欠点があるため、さらに実験を重ねて品質の向上が求められているところです。

 

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